「人」が見える、ものづくり。創業147年の老舗鉄工所の事業承継にともなうリブランディングデザイン。 | ブランディング | 株式会社トゥエルブ-福井県のブランディングデザイン会社-

福井県福井市にある、1873年創業の歴史ある会社の中川鉄工様。顧客から要求されたニーズを設計から製作、アフターまで一貫した仕事をされている老舗鉄工所です。2019年、中川知士社長へ事業承継され、鉄工所を女性でも活躍できる場にしたいという思いを反映させるため、またこの先BtoC事業への展開を見据えたリブランディングデザインプロジェクト。

歴史と今、そして未来へと繋げていけるCI開発

社長そして社員の方にインタビューを行い、それぞれが感じている中川鉄工の「価値」を抽出し、社長とのディスカッションにより整理していきました。その中で、全員に共通して「信頼」や「信用」といったキーワードがあり、製造業における技術とは違う面で中川鉄工の「価値」を掘り起こしていきました。そこで「人」にフォーカスを当て、顧客・作り手・生活者すべての「人」の思いが繋がるものづくりが中川鉄工の「価値」であると定義し、ブランドアイデンティティを決め、そこからブランドメッセージ・タグラインを開発していきました。

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ブランドアイデンティティから、「柔軟」を表現するため柔らかい印象のシンボルマーク・ロゴタイプをデザインしました。また、これまでのコーポレートカラーである「ブルー」を踏襲し、あらたに「赤」を加えることで歴史と今の融合をイメージし、それらが未来へと繋がっていく様を表現しています。

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統一されたデザインツールで社内外に向けてブランド浸透を図る

社外に向けては、顧客やステークホルダーとの接点（タッチポイント）を整理しデザインツールを制作。社内にはブランドアイデンティティをポスターとして掲載。いずれもデザインを統一しブランドイメージを保つデザインにしています。また、この先BtoC事業の進捗に合わせ随時デザインツールを制作予定。

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